焦るわ
早く速く生きてるうちに愛という言葉を使って見たい、焦るわ
(穂村弘 「手紙魔まみ、夏の引越し」)
周りの歳の近い人が結婚したり結婚を考えてたりするとドッキンドッキンしてしまう。僕は女の人が靴を履いてる間に鞄を持ってあげるのが好きなんだけど、これは僕の「他人の為に行動する」の限界値が「鞄を持つ」という事なのでは?と気付いてしまい風呂で溺れかけた。周りの同い年は結婚を視野に入れた同棲とか始めてる中、僕の上限は「鞄を持つ」??
焦るわ、である。
めぞん一刻 124話 「ごめんねLUNCH・BOX」
保育園の人員削除で無職になってしまった五代くん。仕方なくキャバレーのポン引きのバイトをしているが、その事を響子さんに言い出せない。結局バレてしまい、事情を知った響子さんが五代くんに作った「しっかり弁当」。
お弁当って手間じゃないですか。他人のために買い物して、朝早く起きて、お弁当を作ってあげる。それを、自分に好意を寄せてると公言している男にやってのける、「しっかり」をお弁当に言わせる。溶けますよ。「他人のために手間を惜しまない」は愛ですよね。
漫画 夫のちんぽが入らない 9話「落日1」
漫画も原作もドラマも好き。チーズフォンデュを知らなかった事で職場で馬鹿にされた夫のためにスーパーに走って買い物に行くのが一番好きなシーン。妻は「この人はちんぽが入らない人を妻にしているのだから、夫をこれ以上可哀想な目に遭わせるわけにはいかない」と考えてて悲しいんだけど、「おとなしく待ってな」は僕の座右の銘にしたい言葉です。
他人のために素早く動けるのって、凄いですよ。人のために素早くなったことないかもしれない。
しっかり弁当もおとなしく待ってなも僕の人生の目標だけど、単に言われてみたいだけな気もする。
焦るわ、である。